はるこま、パートやめるってよ。
はじめまして、「はるこま」です。
アメリカに住んで15年、日々の暮らしのできごとや感じたこと、
やってみたことなどを綴っていこうと思います。
いま、パートで事務のお仕事を在宅でしています。
このコロナ禍で仕事があるのは有難いですよね。
しかも、時間節約できる在宅でお仕事できちゃうなんて。
でも、辞めることにしました。
在宅になって、パート社員の私だけが、お給料が半分に。
オフィス勤務と同じ時間拘束され、同じ仕事をしているのに、です。
他の正社員の方々は、もちろんお給料は変わらず。
これを、クビにならないだけラッキーだと思うべきなのか?
でも、疑問に思ったので、念の為、社長に確認してみました。
どうやら社長は、
パートのおばちゃんは在宅で遊んでいると思っていたようです。
そう、おばちゃんは信用されていなかったのです。
そう言えばこのかた、
いつも自分だけ頑張って仕事してますってアピールで、
他の奴らが仕事しなくて困るんだよなァとぼやいていたっけ。
で、ダメもとで掛け合ったところ、
なんと、減額分まるまる支払われることになりました。
よっしゃ~~!やった~、勝利だぁ~!
言ってみるもんですね。
ところが、支払いは何故か社長個人の銀行口座の小切手。
しかも、税金が引かれる前のグロスの金額で。
税金分は、「迷惑料」として受け取ってもらいたいそうな。
え~っ!
な、何だろう。。?この、ちょっと不穏な感じ。。。
どうも、今回の給与半減に関して問題があったことに気付き、
日本の本社や外部に知られることを恐れているご様子です。
おまけに、後からの支払手続きが面倒だしね。
でも、これ、社長の個人口座からといっても、
どうせ会社から何らかの名目で充当されるんですよね。
「ブラック企業」
よくニュースで目にしていた、この言葉。
ちなみに、この会社ね、
いちおう日本の大手企業のアメリカ子会社です。
親会社はどんな人でも知ってるとこ。
これって、不正だよね。。。
このままこの金額もらったら、
不正に加担することになるんだよね。。。税金逃れとか。。。
私の中で、手錠して連行される自分の映像が頭に浮かびました。
犯罪者?!
可愛い息子が犯罪者の子になってしまうー。
家族みんなの人生がこれで終わり、そして日本へ強制送還。。。
ひぇ~、そんなの、ダメダメ~~!
私は品行方正に生きてきました。
正義感だって人一倍あります。
これが、人生の落とし穴っていうもの?
そんな、たかだか数百ドルの為に
私の残り少ない人生を犠牲にしたくなーい。
で、小切手はそのまま丁重にお返しし、
正規の形でいただけるようお願いしました。
私が喜んで受け取ると思っていたのでしょう。
その時の社長のバツの悪い表情は、忘れません。
「コ、コイツ、金に釣られないのか。。。(汗)?」
迷惑料ではなく、「口止め料」だったってことです。
パートのおばちゃんを侮るなかれ。
。。。と、
こんなできごとがあって以来、
会社には幻滅するし、仕事に対するモチベーションもダダ下がり。
たかがパートのおばちゃんごときと思われていたうえに、
お金で問題解決できると甘く見られていたことが、
真面目に頑張ってきた分、ショックでした。
社長に辞めたい旨を話したら、
「そうですかァァ~?」と、上ずり気味のお返事が。
(心の声)「うひょー、その言葉、待ってました~~!
どうぞどうぞ、今すぐお辞めくださーい!」
私には、こう聞こえました。
都合の悪いことを知っているおばちゃんが、
邪魔だったんでしょうね。。。
ま、会社なんて、どこもこんなもんですかね?