春馬くん

三浦春馬さんのご逝去を悼み、

謹んでお悔やみを申し上げますとともに、

心からご冥福をお祈りいたします。

 

 

私は、爽やかな彼がとても好きで、

息子にしたいような俳優さんとして、応援していました。

 

実は、一昨日の夜、春馬くんが初めて夢に出てきたのです。

朝起きて、やっぱり春馬いいな~なんて思い、

携帯の待ち受け画面を彼の画像に変えたところでした。

 

また、このブログは昨日から始めたのですが、

設定で、好きな芸能人の一番はじめに、

春馬くんを選んだんです。。。昨日!

 

そして、この訃報です。

初めは意味が分かりませんでした。

動画ニュース欄に彼の顔と、

訃報という大きな文字が並んでいて。

 

 

彼は、映画・ドラマ・舞台・歌・ダンスと、何でもこなし、

それに、8月発売のCDには、彼の作った歌もあるそうですね。

才能に溢れ、何にでもチャレンジし、

いつも真面目で頑張り屋さんのイメージでした。

 

特に私が驚いたのは、

ミュージカル「キンキーブーツ」のローラ役。

本当に素晴らしくて、あらためて彼の才能に感心しました。

 

見るからに爽やかな好青年、周囲の方々からの評判も良く、

私は、彼の笑顔にいつも癒されました。

年齢を重ねるごとに素敵になって、

10年後や20年後に、どんな素敵な大人の男性になるのかなと、

楽しみにしていたんです。

 

彼がいなくなってしまったのは、

アジアの芸能界においても、とても大きな損失でしょう。

 

 

何故、彼がこの選択をしてしまったのか?

未だ確かな情報はありませんが、

昨今の若者の死について、私が思っていることを書きます。

 

 

彼らの多くが、真面目で頑張りすぎて考えすぎて、

心身ともに疲れてしまったのではないかなと思います。

本人には頑張っている意識はなく、

ただただ、一生懸命やっているだけなんですね。

 

そうして自分で気付かない間に、自分の中で、

なにか、闇というか空虚のようなものが大きくなっていき、

ある時、ふとした弾みでそれにフッと呑み込まれてしまい、

咄嗟に行動してしまうのではないでしょうか?

 

はっきりとした理由というのは、

案外本人にも分からないのかも知れません。

 

真面目で純粋、ストイックな人間は、

物事を突き詰めて考えてしまったり、

ひとりで闘ってしまうことが多いように感じます。

そしてまた、そんな、自分の内側に抱えているものを、

他人には見せようとしない。。。親友にも、家族にさえも。

 

 

今の世界は、得体のしれない、気持ち悪い渦のようなものに、

呑み込まれつつあるような、とても嫌な感覚があります。

2020年になってからも、自ら命を絶つ若者が目立ちます。

 

真面目で、人として当たり前の感覚を持つ人々が、

これほど生きにくい社会って、今まであったでしょうか?

 

 

春馬くんの、1月のSNSメッセージを読んで、

彼が、この国、この世界について、

とても深いところで考えていたように感じました。

人が聞いたら、「そんなこと考えてたの?!」と、驚くくらいに。

 

彼なりの世界観や人間観を、

もっとメッセージとして発信して欲しかった。

 

彼は、この、誹謗中傷にまみれた世界で、

「生きる」ということの意味を、

突き詰めて考えてしまったのでしょうか?

 

 

もう、彼の姿を画面や舞台で見ることができないことが、

悲しくて悲しくてたまりません。

本当に、残念です。

 

 

ご遺族の皆様のお気持ち、

特にお母様のお悲しみは、察するに余りあります。

どうか、一日も早くお心が癒えますよう、

心よりお祈りいたします。

 

春馬くん、

素晴らしい作品の数々をありがとう。

待ち受け画面、ずっとこのままにしておきますね。

 

 

合掌